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小児科/内科小児科/内科

Pediatrics & Internal Medicine

小児科

お子様の発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢などの症状のほかアレルギーや発達のご心配があれば、お気軽にご相談ください。お子様や保護者の方にご安心いただけるよう、しっかりご説明、治療いたします。また、病状によっては総合病院や大学病院と連携をとり、適切に対応いたします。 対象年齢は生後から中学生までです。

内科

一般内科診療を行います。感冒、腹痛、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)などお気軽にご相談ください。また、当院では個人、企業関係者様からのご依頼によって一般健康診断も行っています。詳細につきましては個別にご案内いたしますのでお問い合わせください。

感染症の疑いのあるお子様の診察について

他の人にうつしてしまいそうな感染症をお持ち(または疑い)の場合は、特別診察室(隔離されたお部屋)で診察を行います。発熱や繰り返す嘔吐、下痢など感染症を疑う場合は事前に電話にてお問い合わせください。また、受付から診察までの間はお車での待機をお願いする場合もあります。
他患者さんの状態によっては診察の順番が前後することがありますので予めご了承ください

お子様にみられる感染症(抜粋)
第2種伝染病
疾患名 特徴 潜伏期 病原体 主な症状
インフルエンザ 通常、冬に流行し、発生のピークは1月下旬から2月の初め学童期が最もかかりやすい 18~72時間 インフルエンザウイルス 突然の発熱で始まり、38℃を超える高熱となる、発熱は3日間程度続き、その間、頭痛、筋肉痛、腰痛等を伴う解熱後も咳が続く
麻疹 (はしか) 予防接種の導入により、好発年齢は2歳以下のワクチン未接種者。最近はほとんど流行がなく、散発例が多い 10~11日 麻疹ウイルス 発熱と咳、鼻水などのかぜ症状で始まり、2~3日続いた 後、発疹が耳の後部や首のあたりから始まり全身に広がる。発疹がでると4~5日で熱が下がる 発疹が終わりに近づくと咳がひどくなる
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) 冬から春にかけて流行し、4~5歳に多く見られる 感受性のある人への感染は80~90%である 14~21日 ムンプスウイルス 発熱、だるさ、頭痛、耳下腺の腫れが生じ、ものをたべる ときにあごに痛みがあると訴えることが多い
風疹 (三日ばしか) 春~初夏に多くみられ、学童~思春期に多い 数年ごとに流行、予防接種の普及により、患者数は少ない 14~21日 風疹ウイルス 発疹(顔→体→全身)、頚部・耳介後部リンパ節の腫脹 発疹は3日ほどで消失する
水痘 (みずぼうそう) 冬~春に多い。8歳以下の発生が多い 10~21日 水痘ー帯状疱疹ウイルス 全身に発疹(毛髪部、口腔内にも)を生じ、発熱も伴う 発疹は水疱となり、痂皮化する(かさぶたのようになる)
咽頭結膜熱 (プール熱) 夏に多く、8月がピーク、小児、特に5歳以下に多い 学校(特にプール)などで、ときに集団感染が見られる 3~5日 アデノウイルス 39℃前後の発熱、、のどの痛み、結膜炎
第3種伝染病
疾患名 特徴 潜伏期 病原体 主な症状
腸管出血性大腸菌 感染症 (O-157など) 6~10月の高温期に多くみられる 集団発生と散発の発生がある 2~9日(多くは2~5日) 腸管出血性大腸菌 下痢(血便に移行することもある)、腹痛、吐き気、嘔吐も み見られる 合併症:溶血性尿毒症症候群(患者の2~15%)症状は 尿量の減少や血尿、貧血など
流行性角結膜炎 病原体の種類が何種類かあり、ほとんどが夏に ピークを示すが、秋~冬にみられれる場合もある全年齢層で発症する 5~12日 アデノウイルス 流涙、目の充血、目やにが主症状、耳前リンパ節腫脹と 圧痛を認める 片眼に発症して2,3日後に両眼に発症
A群溶血性連鎖球 菌咽頭炎 幼児、学童期に好発する 1年中発生が見られる 1~7日 A群溶血性レンサ球菌 高熱、のどの痛み、小児はおう吐,腹痛など
手足口病 夏に多く、7月がピーク、乳幼児期(4歳以下)に好発する 2~7日(平均3日) コクサッキーウイルス エンテロウイルス 頬の粘膜・手の平・足の裏などに小水疱を形成 小水疱は痂皮(かさぶた)を形成しないで治る
伝染性紅斑 (りんご病) 小学校で流行することが多い 数年に一度、大流行する 17~18日 ヒトパルボウイルス 左右の頬のびまん性紅斑(りんごほっぺ病)、四肢の網目
ヘルパンギーナ 7月をピークとし、夏に多い乳幼児期(4歳以下)に好発する 2~7日(平均3日) コクサッキーウイルス 突然の発熱、咽頭痛、口蓋垂付近の小水疱疹
ウイルス性胃腸炎 冬季に好発し、時として食中毒的な集団発生をおこす
腸管アデノウイルスによるものは、年間通し散発的にみられる。ロタ・腸管アデノウイルスは乳幼児に好発する
1~3日 ノロウイルス ロタウイルス アデノウイルスなど おう吐、下痢が主症状、発熱を伴うことがある ノロウイルスでは1~2日、ロタウイルスでは5~6日、アデ ノウイルスでは9~12日程度症状が続く
その他
疾患名 特徴 潜伏期 病原体 主な症状
伝染性軟属腫 (水いぼ) 夏に多い 2~6週 伝染性軟属腫ウイルス 中心にくぼみをもつ半球状の皮疹。痒み、痛みはない。いじると広がる
アタマジラミ 学校、保育施設などで集団発生が見られる 卵は1週間でふ化して幼虫になり、1~2週間程度で成虫になる ヒトジラミ(体長2~4mm) ヒトジラミが頭髪、とくに耳後部、後頭部に寄生し吸血した部位にかゆみを生じる